第二十二章 復旧された断片の復元 その一

もし誰か理由があって貴方に加わったり味方になったりした者が裏切りを働くのであるならば、寛大な措置を許容してはならない。その者たちの運命が見せしめとなるであろう様にその者たちを処遇し、他の者たちが同様な事を行う事を抑止せよ。二心がある、あるいは信頼できないと分かっている者とは、決して目的を一緒にしてはならない。

もし誰かが貴方と同様な信仰を持ち、そしてそれに悩んできたのであるならば、彼らは貴方の兄弟である。人類の向上の為に戦ったりそれによって苦しめられている者は、貴方の兄弟である。貴方にその信仰や思想を棄てるように要求する者たちの脅威に降伏する事は、為されてはならない事である。如何なる者であっても戦闘において貴方と共に戦った者は血の絆で貴方と結びつけられた者であり、貴方自身の親族のようにさえなるのである。

貴方が「真実」(Truth)と正義の大義の為に戦うとしても、流血沙汰を開始するのを渋り、そしてもし臆病や降伏を除いた何か他の手段が貴方の手中に広がっているのであるならば、決して流血沙汰を行ってはならない。しかしもし、貴方が本当に敵が襲撃を加えるであろう事が確実であると信じるのであるならば、貴方が最初の一撃を加える事が正当化される。貴方は自分自身の魂に責任がある。戦闘に加わるとき、貴方は敵を見つけた時はいつでも彼を殺す事が出来る。決して敗北を認めたりしてはならないし、決して屈辱的に(敵の)支配に服従してはならない。もし戦闘が貴方に不利であるならば、撤退して再び戦え。生きた犬は死んだ熊を食べるのである。

決して貴方がた自身の間で戦ってはならない。というのも、そのような喧嘩は戦闘による流血よりも悪いからだ。貴方がたの間の相違点や主張は、人々の間で断絶や衰弱が無いように、法を守り正当な方法で解決することになる。貴方がたは「光の民族」(the People of the Light)であり、「法と聖典」(the Law and the Book)なのである。

捕らわれの場においては、男女は離れた状態として置くであろう。というのも、そこは罰と報いの場であるからである。彼らはもはや自由ではなく、自由の権利もまた保持しないであろう。彼らは判決に従って労働を行う事とするが、彼らの手による労働(の対価)は、彼らに報告される。その能力から最も大きな利益を引き出せるように各人が用いられなければならないし、如何なる者もその罰を一日でも超えて留置されてはならない。

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