以下のものはマシバの面前で証言された法的な変更である。
「如何なる男女も奴隷を有してはならないし、如何なる乙女も女も妻または女中として以外に他の世帯に入ってはならないものとする。妾を所有する事はもはや違法である。女中は、彼女が仕える世帯の主人の保護の元にあるものとし、彼は時期が来れば彼女を明け渡すものとする。もし彼が怒って彼女を襲うのであるならば、彼はその為に正当な支払いを行うものとし、そしてもし彼が彼女をたぶらかすのであるならば、彼は自分の所有財産の三分の一を彼女の世帯に支払うものとし、そして法的に別途取り扱われることが出来る。」
「もしある者が白痴の者を殴ったりあるいはほかの如何なる形でも傷を負わせるならば、その者が誰であっても、厳格に法的に扱われるものとする。未亡人、孤児、白痴の者、運命に苦しめられる者、そしてそれらを割り当てられた者たちには法廷後見人(Courtfathers)が指名されるものとする。法廷後見人は自分自身で責任を持つか、あるいは守護者を指定する事が出来るものとする。如何なる者であってもその財産や所有物は、法的後見人の管理に置かれるものとする。もしその法廷後見人が、彼らの信頼に反し詐欺的でありあるいは軽率であって、善良に振舞わないのであるならば、彼らは無制限に被害弁済をするものとし、そして他の方法で罰せられるものとする。」
「もし二人の男たちが武器無しで、つまり徒手であるいは棒として使えるもの以外の木や石を使わずに戦うのであるならば、そして、一方が三日より多く自分の床に臥せるように傷付けられるのであるならば、もう一方はその者の時間の逸失と完治のための支払いを行うものとする。もしある者が騙して自分は非常に傷付いていると宣して自分の床に居続け、利益を得るのであるならば、その者が誰であってもその利益を保つことは出来ないし、また他の方法で罰せられるものとする。もしある者が木や石を手にして戦い、あるいは非合法に武器を持って戦うのであるならば、その者は厳重に罰せられるものとする。もし武装した男が非武装の他の者を襲撃するのであるならば、その者は多額の賠償を支払うものとし、厳重に罰せられるものとする。」
「もし、男たちが戦い、子連れの女が苦しむように怪我を負わされるのであるならば、あるいはもし、どのような時であれ、男が子連れの女のいずれかが死ぬような傷害をもたらすのであるならば、その者は自分の命をもって償うものとする。もしある男が産まれていない子供を死産へと為さしめたと疑われる事が出来るのであるならば、その者は死なないものとするが、その女の夫に補償を支払うように処遇される事が出来る。」
「姦婦が罰せられた後、その人生は夫の手中にあるものとする。もし彼が彼女を身受けするのであるならば、彼は彼女を自分が望むとおりに処遇する事が出来る。もし彼が彼女を身受けするがその処遇を望まないのであるならば、彼女は依然として妻の地位を否認されるものとする。」
「もし女が身ごもることが出来ないように薬物を使用するのであるならば、彼女の夫は、流血させたり不具にすることがないように、鞭打ちや打擲によって彼女を罰する事ができる。」
「もし女が妊娠を妨げる薬物を作成したり、あるいはその薬物を他の女に与えたり譲渡したりするのであるならば、彼女は以前のように杖で打擲されるものとする。この時より、その打擲は三日間に渡って続けて為されるものとし、そしてその女は補償を支払わされるように出来るものとする。もし男がその薬物を作ったり、与えたり、あるいは譲渡したりするのであるならば、彼は厳格に処遇されるものとする。」
「もし女が自分のお腹の中の子供を死産へとさせるのであるならば、彼女は一か月の間拘留の場へ隔離され、三日ごとに杖の十打によって打擲されるものとする。もし誰か毒を与えて、(女の)お腹の中にいる子供を殺す事を引き起こすのであるならば、それらの者たちは罰せられるものとする。もしそれが女であるならば、彼女は自分のお腹の中の子供を死産へと至らしめた女の受ける罰の二倍を受けるものとし、更に補償を支払わせるようにする事が出来る。もしそれが男であるならば、彼はより一層厳格に処遇されるものとする。」
「もし誰かが他の人に属する動物を毒殺するのであるならば、その者は(その動物の)価額の三倍を下回らない保証を支払うものとする。」
「馬、リス、そしてネズミの肉は、食してはならない。アナグマは、我らの父祖たちの救済であったので、我らの父祖たちに対して神聖なる生き物であり、殺してはならない。」
「男の子が男らしさの端境期となり、そして彼の男性器が活性化する時、彼は古い慣習に従って男とされるものとする。彼は成人の石を手渡されて昔のように歓迎されるが、次の言葉が新しい宣言となる。「私は疑いなく自分が何であるかを承知しています。私は肉体の中に埋め込まれた神性の種です。私は「真実の道の偉大なる行路」(Great Path of the True Way)を歩む者たちに所属し、そして私の場所は彼らの傍にあります。私は男らしいやり方を知っている男であり、私は男として自分に要求される事を履行します。」
「我が務めは、私と共に歩む者たちを常に保護し、我が信仰を曲げない事です。私は迫害の元においてさえ断固としているでしょう。拷問官の器具は私の口を開くことはないでしょう。私は少なくとも一人の光への改宗者をもたらす事を引き受けます。」
「我が務めは、妻をめとって「真実の道の偉大なる行路」(Great Path of the True Way)の光の中で育てられるであろう子供を設ける事です。我が務めは、あらゆる事において自分の力量にのっとり彼らを養い、知恵の道の中で彼らに教える事です。」
「我が務めは、熟練した工芸を学ぶことです。私は動物、草木、そして土壌をいたわります。 私は野生の生き物や木を故意に痛めたりはしません。我が務めは、あらゆる形の無秩序や無法に対抗する事です。それは生命の目的を学ぶことであり、そしてそれは全ての外的なものを秩序ある形で用意した「至高なる霊」(The Supreme Spirit)の設計を理解しようとする事です。私は、自分の思考が清浄である事、我が言葉に偽りなく善良である事、そして我が振舞いが男らしい事を常に保たなければならない事を承知しています。」
「私は悪の道があることを知っています。それは弱さと臆病なやり方であり、それは自滅へと導きます。私は、どこであってもそれを見出すのであるならば、あらゆる形の邪悪さや悪と戦いますし、私は対抗と格闘の無い人生を通じて男らしくやっていく事は出来ないという事を承知しています。」
「私は全ての人が死すべき定めの元に生まれて来ていて、そして全ての人が肉体的に死ななければならない事を承知しています。しかし、私は自分が不朽の生命の可能性を有する魂である事を信じております。もし、人生の試練の間に、懐疑に襲われるのであるならば、私はその前において受け身であり続ける事はありません。」
「私は男らしさの行動規範に従うことを約束し、そして知恵の行路を辿る事を約束します。私の口は常に真実を話し、そして私の手は善良な事を行います。私はただ良い事をするだけでは十分でなく、悪を攻めなければならない事も承知しています。我が務めは邪悪な人間たちとその風習に対抗する事であり、私は我が兄弟たちと共に平安の内に滞在します。」
「我が務めは、「聖典」(Holy Writ)の教えを学んで理解し、その光によって我が子らを指導することが出来るようになることです。私は我が人生のあらゆる時に「協会」(Brotherhood)を支えて支援し、その教えを他の者たちに説明します。私は、ただ事例によってのみ私が真に価値ある解説者になる事が出来るという事を認めます。」
「私は、最初に私の信仰を攻撃してくる者を除き、その人の信仰故にその人を抑圧する事は決してありません。そのような時においてさえ、彼の弾圧が脅かして私の信仰を圧倒するまで、私は度量をもってその人を堪忍します。私は、その者たちが善良であるとしても、力による人の改宗に決して同意しません。というのも、それは悪行であるからです。私の唯一の議論は例示と常識によるものとします。」
「私が抱く信仰は、私の思考の中に閉じ込められている何かであってはなりませんし、行いによって生かされ、表現されるべきものです。私は、自分が生きる魂であるという知識に対して感謝しますが、私の未来の存在へ向かって私が負う重大な責任を十分に承知しています。私は、私が向こうにあるより偉大なる領域へと移動する時に、地上に対する恥辱とはなりません。」
「私が子供たちの父親となる時、私は、例え子供たちの善行に対して評判が得られたとしても、子供たちの悪行に対して責任を引き受けるでしょう。私は自分自身の失敗に対して他の人を攻める事を求めないでしょう。私はいつも人生の良い事を心に留め、そしてそのようなものに感謝するでしょう。私は堅忍不抜の心をもって逆境や苦痛を受け、男らしくそれらを乗り越え、そして棒を持った主の飼い犬のようにその前で縮み上がる事はないでしょう。疑念、恐怖、異常な願望そして男らしくない衝動が、旅人を待ち伏せする森の悪鬼の如く私の行路に沿って潜んでいるかもしれませんが、私はそれらに打ち勝つでしょう。」
「私は邪悪を行う者たちや悪のしもべどもを軽蔑する感情を隠しませんし、そういった者たちが権力の座にいるとしても、私は彼らに尊敬の念を与える事はありません。私は邪悪なる物事を一切薦める事はありません。」
「私は、我が魂と肉体が別々の望みを満足しようとせめぎあっている事を承知しています。私は、一日また一日と肉体が少しずつ死に、毎日それが暗い岸へと近づいている事を知っています。それ故に、私は思慮分別の戒律に従い、それぞれの日々が我が魂の覚醒において前進の一歩となりましょう。私は、朽ち行く肉体を満足する目的の為に自分の真実の自己を罰してはなりません。」
「私は、「聖典の兄弟たち」(Brothers of the Book)へ示されている「書き下ろされた光」(Written Light)である「聖典」(Holy Writ)に示されている光をもって生きましょう。私は一人の男として生きましょう。一人の男として自分の務めと義務を認識し、一人の男として死にましょう。」
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